寒空の下のバッテリー

昨夜のスーパーブルーブラッドムーン、みなさんご覧になりましたか?
寒空の下、私もコンデジでなんとか撮影できないか四苦八苦していました。
この業界の方々は、まさに本格的に撮影されていた方も多いのではないでしょうか。
冷え冷えとした夜空や、真っ白な雪景色など、
スマホやデジカメで写真を撮ろうとずっと構えていたら、
なんだか起動が遅い気がする、電池の減りが早すぎる気がする、
そんなことを感じたことありませんか。
電池は寒さに弱いので、冬場にはこういった現象が起きてしまいます。
バッテリーの内部では電解液内の「リチウムイオンの移動」によって
充電や放電が行われていますので、冷たくなるとスムーズな動きができなくなって、
電圧が下がったり、大きな電流が取り出せなくなったり、
本来のパワーがおさえられてしまうのです。(暖めれば復活するんですけどね)
例えば、みなさんがお仕事でお使いの業務用カメラであれば、
使う直前までバッテリーは装着せずに、
着ているダウンの懐に入れて暖めておいて、使う直前にカメラに装着することも有効です。
起動することによって内部インピーダンスで熱が発生するため、
カメラ駆動中は電池自体もある程度暖まりますので、
自主的に保温している感じになります。
急激に冷えたり、急激に冷たいまま起動させたりしない方が、
バッテリー自体にも負担が少ないので長持ちにも繋がります。
そっと懐からバッテリーを差し出し
「殿、暖めておきました」と言えば秀吉さんのように
出世街道にのれる・・・かもしれません。
ちなみにIDXのバッテリーの場合、他のバッテリーに比べて「寒さに強い」バッテリーがあります。
マイナス10℃以下などの極寒撮影現場では、
バッテリーを温めておいてくれる秀吉さんはいないかもしれません。
そこで、おすすめは寒冷地対応のバッテリーセルを搭載した「E-HL10DS」と「E-HL9」です。
氷点下以下でも比較的パワフルに使えるモデルです。
他のバッテリーも、0℃前後では充分な稼働時間は確保できますが、
「基本的に寒い地域」の方、「極寒の撮影が多い」方にはこちらがおすすめです。
関東でも今夜からまた雪模様らしいです。
バッテリーも、そして人間も暖かくして風邪をひかないようにしましょう。
IDXでは現在、スーパースペシャルお得なキャンペーン開催中です。
こちらもよろしくお願いします(^^)/