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【ブログ第11回】リチウムイオンバッテリーを長持ちさせるために大切なこと

カメラ機材の性能が上がるにつれ、バッテリーへの負荷も年々高くなっています。
「最近バッテリーの持ちが悪い気がする…」
そんなとき、原因は使い方や保管方法にあるかもしれません。

今回は、リチウムイオンバッテリーを長持ちさせるためのポイントを、できるだけ分かりやすくまとめました。

バッテリーは“ストレス”に弱い

リチウムイオンバッテリーは高性能で便利ですが、実は極端な状態が苦手です。
人と同じように、
・暑すぎる
・働きすぎる
・お腹いっぱい
・空腹すぎる
といった状態が続くと、コンディションを崩してしまいます。

例えば、次のような状態です。

まずは、バッテリーに負担をかけやすい状態を見てみましょう。
現場での安定運用のためにも、ぜひ意識してみてください。

高温環境はNG

リチウムイオンバッテリーは熱に弱い性質があります。

例えば
20℃ → 快適
45℃ → かなり過酷
炎天下の車内や直射日光の当たる場所での使用・保管は、
バッテリーの劣化を早める原因になります。

大電流での長時間使用

高出力機器を長時間動かし続けると、
バッテリーには大きな負担がかかります。
人で例えるなら、全力ダッシュをずっと続けるような状態
例えば
30W程度 → 余裕
150Wを長時間 → かなりハード
無理な出力を続けないことも、長持ちさせるポイントです。

満充電(100%)での長期保管はおすすめしない

満充電にしてすぐ使用するのは問題ありませんが、
100%のまま長期間保管するのはバッテリーに負担がかかります。
人で言うと「お腹いっぱいのままずっと寝ている状態」。
内部が張り詰めた状態になり、劣化が進みやすくなります。

0%に近い状態での保管もNG

逆に、空っぽのまま放置するのも注意が必要です。
バッテリーは保管中も少しずつ自然放電するため、
0%に近い状態が続くと回復できなくなることもあります。
これは「何も食べずに寝て、そのまま衰弱してしまう」ようなイメージです。

また、購入してからすぐに使用しない場合でも、
充電状態を一度確認しておくと安心です。
長期間そのままにしていると、いざ使おうとしたときに過放電状態になり、
充電できなくなってしまう場合があります。
定期的に残量をチェックしておくことで、
バッテリーのコンディションを保ちやすくなります。

理想は「約50%で保管」

長期保管に適しているのは、約50%前後の状態です。
満タンでも空でもない、
ちょうどいい状態がバッテリーにとって理想的です。

充電器は対応製品を使用する

バッテリーを充電する際は、
その製品に対応した充電器を使用することが大切です。
仕様に合わない充電器を使用すると、
過電流や過電圧による負担がかかる場合があります。

バッテリー本来の性能や寿命を守るためにも、
対応する充電器での充電をおすすめします。

バッテリーは「人と同じ」

今回のポイントをまとめると、
・高温環境を避ける
・無理な高出力を続けない
・満充電のまま保管しない
・空っぽのまま放置しない
・長期保管は50%前後
充電は対応充電器を使用する

バッテリーも人と同じで、
無理をさせず、極端な状態を避けることが大切です。

少し意識するだけで、バッテリーの寿命は大きく変わります。
現場での安定した電源運用のためにも、ぜひ参考にしてみてください。

-2026/04/06-