バッテリーシステムの基本説明

バッテリーセル

基本単位であるセルは、陽極と陰極の間をリチウムイオンが行き来することで充放電を行うユニットのことです。セルに使われる素材、作りこみの仕方で蓄えられる電力や充電効率、寿命、低温特性などさまざまな仕様がことなります。用途に合わせたセルの選定が必要です。

バッテリーパック

バッテリーパックは基本単位であるバッテリーセルを直列・並列に組み合わせることで希望の容量・出力電流を決めています。充放電を繰り返すと各セルの特性劣化具合にばらつきが生じ、俗にいうセルバランスの崩れとなります。また、過放電や過充電は寿命劣化だけでなく、重大なトラブルへとつながりかねません。バッテリーパックにはセルバランスの崩れを極力小さく抑えるための工夫や、さまざまな保護機構が設けられています。

充電器

充電器は基本的にはバッテリーパック(セル)に合わせた特性で充電できるように設計されなくてはなりません。また、バッテリーパックを安全にかつ高速に充電するためには、バッテリーの温度上昇など検知しながら充電電圧、電流などをコントロールする必要があります。

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