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屋内外イベント採用事例

<地域祭事・イベント>

CW-F25:入間ケーブルテレビ様グループで活用

地域のお祭りイベントなどで準備作業の軽減と人ごみの中での安全、カメラマンの自由度を得るワイヤレスシステムとしてCW-F25が採用されています

地域のお祭りなどのイベントは、ケーブルテレビ局として重要な番組の一つです。 人出が多く込み合った中での、カメラケーブルの引き回しには大変気を使います。

ケーブルにつまづかないように、養生したりする準備も大変ですし、カメラマンの 行動範囲も制限され、狙った映像を映せないときもあります。

入間ケーブルテレビ株式会社様

そんな状況下で、準備作業の軽減と人混みの中での安全とカメラマンの自由度を 保証し、安定した伝送を可能にするCW-F25は活躍しています。

入間ケーブルテレビ株式会社様

使用製品

CW-F25

ワイヤレスビデオ伝送システム
CW-F25

  • 外形寸法(送信機):203(W)×155.5(H)×44(D)mm
  • 外形寸法(受信機):213(W)×150(H)×51(D)mm
  • 質量(送信機):約1160g
  • 質量(受信機):約1190g

<長時間電源確保用 特注アダプタ>

F8/F4、GY-HM200等の長時間電源確保用としてC-EBとケーブルを特注

フィールドレコーダーF8/F4やGY-HM200等を、容量の多いVマウントバッテリーで長時間電源供給できるようにするためのアダプタを特注製作しました。

<ZOOM社製 フィールドレコーダーF8/F4用>
機器の中に電池(単3電池8本)を内蔵する形状のため、交換時には他のコードも一旦抜いてから取り出す必要があり、F8/F4自体を専用のキャリングケースに入れて、長時間持ち歩きながら撮影する際には、交換のタイミングが難しく、突然切れてしまう心配を抱えていたとのことです。
そこで元々装備しているヒロセコネクタから、容量の多いVマウントバッテリーで電源供給することにしました。
元々IDXの通常製品にあるC-EBは、Vマウントバッテリーをカメラ以外の周辺機器でも使いまわせるようにしたアクセサリーです。
BPタイプ、XLRタイプ、12V固定タイプ、7V切替タイプがありますが、このアクセサリーを元に、仕様とご希望に合わせた特注品を作成しました。

須々木情報研究所様

コネクタはヒロセコネクタ対応とし、ケーブルはC-EB側に30cm、さらに50cmの別ケーブルも別途準備し、使用状況によって長さ調節できるようになっています。
この特注品により、F8/F4使用時はVマウントバッテリーをメインの電源とし、内蔵の単3電池は、万が一メインが切れてしまった場合や、Vマウントバッテリー交換時などに切り替わり、電源が落ちることがないよう緊急用としておきます。
大容量のバッテリーを外部から上手く接続でき、交換も楽になったため、長時間の撮影にも対応でき、ずっと持ち歩けるようになったとのお声をいただきました。

須々木情報研究所様

<JVC社製 GY-HM200用>
JVC社カメラには純正でIDXの7.4Vバッテリーが付いていますが、例えばホールなどの大きな場所で、撮影者は2名、左・右・真ん中の位置で3~4カメ撮りたい場合、さらに連続長時間撮影でバッテリーを交換できないときには、容量的に不安があるとのことでした。
AC電源確保するとしても、必ずしも良い位置に電源があるわけではないので、ホール撮影の場合は通路や客席をACケーブルが這う形となるため養生テープを貼る作業が必要となり、準備・撤収共に時間がかかってしまいます。そこで、より容量のあるVマウントバッテリーをGY-HM200で使えるようにと作った特注品です。
今までAC電源確保の準備に掛かっていた時間が、ほぼゼロになります。これにより、ホールでの準備段階から撮影したい場合や、演奏会そのものが押してしまい、撤収時間がほとんどなくなってしまった場合などにとても助かるのです。

須々木情報研究所様

方法としては、上記の特注品と同様ですが、三脚につけたGY-HM200のDC口からケーブルを引き、バッテリー自体は床に置きたいというご要望でしたので、このカメラのDC入力に対応したコネクタ、12V固定、ケーブルは2mになっています。
これを2セット作成し、GY-HM200ををホール左右に2台、コンサート中は無人で置きっぱなしにして撮影、真ん中付近では2名が2カメラで自由に動ける撮影ができるようになりました。
このように少人数でも4カメ体制ができます。

須々木情報研究所様
また、バッテリーとアダプタを使ったDC電源化による副産物として、AC電源で収録していた時と比べ、GY-HM200、ZOOM F4の収録音への電気系ノイズ問題が解消したそうです。
最初はXLRバランス出力での音源供給信号にノイズが入っていると思っていましたが、バッテリー駆動にしたところ嘘のようにノイズが出なくなり、AC電源の問題であった可能性が高くなっています。
もちろんケーブルやケーブルの取り回し場所、あるいはノイズ発生源が別にあってその影響であった可能性は否定できませんが、少なくとも2つのホールでこの効果を確認できているとのことです。
そして、GY-HM200の様に本体に1つしかバッテリーが取り付けられないカメラの場合、長時間連続での撮影は高容量のVマウントバッテリーと特注のアダプタがなければ物理的に不可能です。記録媒体の方はリレー式記録ができるGY-HM200であればSDカードを入れ替えながらの連続撮影が可能ですので、電源側の対応があってはじめて長時間連続録画が可能となりました。
実際、GY-HM200本体でのライブ配信機能を使っての撮影&ライブ配信の場合などは、カメラ本体のUSB端子にモバイルルーターを接続して使うため電気消費量が格段に上がります。それでも高容量のVマウントバッテリーを使えるため、1時間連続で撮影&ライブ配信した事例でも電池の消耗は25%程度。
さらに、DUO-CシリーズにはUSB出力も付いているので、USB給電で使えるモニターをGY-HM200に取り付けての便利な使用もできます。

※特注は、使用される機器の仕様を確認の上、保護回路を入れた製品を作っております。
差し口の形状が同じであってもV数が違う機器もございますので、詳細は御用命時にご相談ください。


使用製品

C-EB(XLR)

電源ケーブル
C-EB(BP)

  • 外形寸法:67(W)×106(H)×35(D)mm
  • ケーブル長:25cm
  • 質量:約240g
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